第二回将棋電王トーナメントを観戦して感じたこと

http://ex.nicovideo.jp/denou/tournament2014/result.html
3日間、全対局とはいきませんでしたが、ニコ生で観戦していました。
まずは、ソフト開発者、運営の方、関係者のみなさんに、お疲れ様でした!と言いたいです。
将棋電王トーナメントの準備には、いろいろとご苦労があっただろうなあ…と思います。


コンピュータ将棋の一大フェスティバルであり、真剣勝負。
中継で時折見えた出場ソフト開発者の方々の表情から、そんな雰囲気が読み取れました。


予選・決勝トーナメントの様子は、
ニコ生の中継中に「箱根駅伝みたい」という表現がありましたが、それがとてもしっくりきました。


ソフトがトラブルなくさし終えるかどうか。
電王戦への出場権を獲得できるかどうか。
電王のタイトルを獲得できるかどうか。
それぞれにドラマがありました。


習甦や激指が出場権を逃したり、Aperyがギリギリで滑り込んでN4Sが涙をのんだり。
決勝のAWAKE vs ponanza戦では、ponanzaの激しい攻めをAWAKEが受けきっての勝利。熱かったです。
AWAKE開発者の巨瀬さんと、ponanza開発者の山本さんの涙にはグッとくるものがありました。
お二人の涙から、開発にかける情熱がすごく伝わりました。


電王戦は「コンピュータ vs 人間」という図式で見られていて、
コンピュータ将棋ソフトは、感情が無く冷たいものだという印象も多いと思います。
でも、そのソフトを開発しているのもやっぱり人間。
そこには、ソフト開発にかける様々な思いがあるので、
それを考えると、表面上は「コンピュータ vs 人間」でも、裏側では「人間 vs 人間」の、熱のこもった勝負なんだなと思いました。


うまく文章がまとめられませんが…。
AWAKE開発者の巨瀬さん、そして電王戦出場ソフト開発者の皆さんおめでとうございます!
電王戦での対局も期待してます。