青い虚空

去年の夏あたりに学校の図書室で借りて、
それからずっと借りっぱなしで、やっと読み終えることが出来ました。


話の概要は、シリコンヴァレーで、<フェイト>という人物による殺人事件が多発。
どうも犯人は、相手のコンピュータに侵入したりして情報を集め、
相手の知人になりすましたりして近づき、人を殺すらしい。
そこで、コンピュータ犯罪課は、服役中の凄腕ハッカージレットに協力を求めた―


という感じです。


最初は、コンピュータを使い慣れていない人には、
専門用語になれるのが難しくて少し大変ですが、
後は、普通に楽しめます。


推理や、コンピュータへの侵入などの緊張するシーンだけでなく、<フェイト>やジレットの過去の話や、
その他の色々な人間模様が描かれていて、一辺倒でなくていいな、と思います。


ハリウッドで映画化も予定されているらしく、そっちもとても気になっています。*1

*1:未確定情報のようです。本の発売からはもう3年くらいになるので、もしかしたら、企画が飛んでしまったのかも…