図書館内乱とレインツリーの国

読了しました。
そろそろ卒業間近で、学校の図書室に返却しなくてはいけなかったので…。

図書館内乱

今回も図書館内乱は色々面白かったです。
前作の図書館戦争とは違い、組織内の対立なんかも書かれていました。


主人公のエピソードだけでなく、他の登場人物がメインの話も色々ありました。
印象に残っているのは、主人公笠原郁の友人、柴崎の話。

図書館の利用者で、何回か誘われて食事をしていた朝比奈に、
「まわりが、あなたと私をくっつけようとする雰囲気が嫌だから、もう誘わないでくれ」
と、柴崎が言ったのに対して、


朝比奈が言った、
「自分にはじかれる理由が無いのに、はじかれるのは不本意です。僕にはじく理由をみつけてはじいて下さい」*1というセリフが妙に納得できました。


まあ、恋愛沙汰は自分には関係ないんですが…。
色んな人を、周りの雰囲気ではじいてないだろうか…、と考えさせられました。
他にも読んだ方とかいらっしゃったら、ご自分の感想などコメントに書いていただけるとうれしいです。


で、最後に主人公は、堂上が「私の王子様」だとようやく気が付きましたが…。
続編の「図書館危機」でどうなるか楽しみです。


と、一応ここらへんまで。
レインツリーの国の話はまた後で書きます。

*1:という感じのセリフだったと思う